2016
10.16
製薬会社

【2016年版】それでもMRに転職したい!?最近の製薬会社の現状とは?

仕事

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2012年4月から接待はなくなった!?

製薬会社のMRは接待尽くしで、ゴルフや夜の方が忙しいという時代があったのですが、今はほとんどありません。というのも、2012年の4月から業界で大きな規制が入り、接待がほとんどできなくなってしまったのです。ですので、最近は接待で忙しいということはまずありません。

ただ、接待が全くできなくなったわけではありません。

「社内講演会」や「社内講師」などという名目でクリニックや病院の先生を会社やホテルに来ていただき、社員に向けて講演していただいたり、製品についてのアドバイスをいただいたりする企画があります。それを大体1時間程度実施したのち、「慰労会」という形で接待のようなものをすることができます。ただ、その場合は一人あたりの上限は2万円と決まっているので、先生と上司、担当者の三人で「慰労会」を実施した場合は、上限6万円になります。

「慰労会」の場所は様々ですが、お寿司屋さん、焼肉、割烹、中華料理、フレンチなどといったところが多いです。

さらに、「社内講演会」や「社内講師」を実施した先生は、謝礼金3〜5万円ほどもらうことができます。ですので、実施した先生は謝礼金をいただいたのちに、高級料理をいただくことができるという、おいしい思いをすることができます。笑

ただ、この企画も何回もできるわけではありません。年々そこに使える経費が少なくなってきてるので、せいぜい半年に1〜2回程度です。なので、MRと先生が親密になれる機会は接待以外のところにシフトしているのが現状です。

後発品への切り替えがすごい!

後発品

薬には特許というものがあって、大体発売してから10年前後で特許が切れてしまいます。特許が残っている薬を「先発品」といいます。逆に特許が切れてしまうと、同じ有効成分が含有されている薬が格安で発売になります。これを「後発品」といいます。

後発品は別な会社からしか発売できないので、先発品メーカーは実績が一気に落ちてしまいます。一昔前は、あまり先発品から後発品への切り替えが早くなかったのですが、最近は国からの指示などにより、かなりのスピードで後発品に切り替わってしまいます。年間売り上げが100億以上の大型先発品ですと、大体1年で半分くらいは後発品に切り替わってしまいます。ですので、特許切れの時期が近づいてくると先発品メーカーは戦々恐々です。

大手でも普通に早期退職者を募集している

souki-taishoku

大型先発品の特許切れが近づいてくると、どうにかしてその穴埋めをしなければなりません。全く新しい薬を創り出すことができればいいのですが、なかなか新しい薬なんか創り出せません。ですので、国内企業や海外企業が創った、薬になりそうな物質を導入したりして、なんとかしのぐことが多いです。ただ、導入した薬ですと、自社で開発した薬よりも利益率が低くなってしまいます。うまく導入できたからといって、安泰というわけではないんです。

さらに、薬も導入できない、どうしようもない、という場合は特許が切れて後発品が出てくる1年ぐらい前から早期退職者を募り、人件費の削減をします。傾向としては外資系大手が始めて、次に国内大手という流れでしたが、最近はどちらも落ち着いてきました。そろそろ中堅の製薬会社も早期退職者を募る時期に差し掛かっているのではないか、というところです。

製薬会社は待遇も良くて安泰という時代はもはやありません。その大きな要因となっているのは後発品への切り替わりでしょう。これからの先発品メーカーは新しい薬をどんどん出していかないと、厳しい時代になっているというのは間違いありません。

MRの真の力が問われる時代になってきた

製薬会社のMR

今までは接待もできたし、あまり業界自体の規制も少なかったです。しかし、現在は接待もありませんし、宣伝方法に関しても細かい規制が入るくらいですので、非常にやりづらくなってしまいました。先生とMRが距離を縮める方法が少なくなってしまったんです。ただ、逆をいうと、MRの真の力が問われる時代になってきたとも言えるでしょう。

接待などといった「飛び道具」は使えませんので、顧客に対しての価値提供がしっかりできるMRが最終的には必要とされるでしょう。顧客が価値と感じることを見つけ出し、それを規制の範囲内で十分に行えるMRが、結果を残せるMRになっていくはずです。ある意味、公平になった感じもあります。

もしあなたが、製薬会社に就職したい、MRに転職したいと考えているのであれば、これらの点を理解した上で検討することをオススメします。「MRは接待ばっかりだから〜」「製薬会社は安泰だよね」なんていうのは、もはや過去の話になってしまったのです。

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