11.26

小学生で塾は必要か、必要ないか・・~塾に通わせる目的~
結論からいいますね。三人の子供を育ててきた経験から、小学生で塾は必要か必要ないかっていったら
ゆとり教育が終わり、2016年からは脱ゆとり教育になりました。私の長女と長男は、まさにゆとり教育世代で、歳が離れて生まれた次男は、脱ゆとり教育世代です。ゆとり教育が廃止された理由が、ゆとり教育以前の子供と比べて、学力が低下したからだそうです。「はぁ~、何言ってるの?」「そんなの当たり前じゃないの?」って感じですよね。だって、授業時間が減少すれば、当然、習得度は下がりますよね・・・。
でも、その当時は、ついつい世の中の流れに乗ってしまい、「ゆ・と・り」という言葉の意味も自分なりに解釈して、詰め込み式の教育では得られないものを身に付ける方が良いってことかなと勝手に理解し、とにかく子ども達には体験型の教育をしてきました。
金曜日の夜になると決まって、「明日の土曜日はどこに行くの~?」「日曜日は何するの~?」と週末は、キャンプをしたり、森のなかを散策したり、登山をしたりと、普段は出来ないことをたくさん経験させました。土日に勉強するなんて頭は全くありませんでした(笑)
「この間の中間テストの番号なんだけど、下から数えた方が早いかも・・・(苦笑)」
「この間の期末テストさ、ほとんどの教科が平均点いかなかったんだよね・・・」
あれあれ?ゆとり教育と思って身に付けさせていたものは何だったのか?そうか、まだまだ点数で順番や価値をつける世の中だったんだ・・・
そもそも小学生で塾に通わせる目的とは何か・・・~必要だと思う理由は?~
そんな訳で、小学生時代をゆとり教育で過ごした子供達でしたが、たしかにあの当時、小学校低学年で学習塾に通っている子は、ほとんどいなかったように思います。だって、学習範囲が大幅に削られて少ないんですから、学校である程度ゆっくりじっくりと教えてくれていたんです。だから、塾なんて必要なかった訳です。しかし、脱ゆとり教育になった途端に、以前は小学3年生で習っていたものが、小学2年生に組み込まれていたり、教科によって差はあるけれど、算数に関しては10年前の教科書より1.7倍もページ数が増えていると言われているんです!「もう、いい加減にしてよ~」って話ですよね・・・。
もちろん、それを補うために塾に通うという考え方もあるのですが、長男・長女の経験から、とにかく小学生時代に身に付けておいた方がいいものとして、絶対に「勉強する習慣をつける」ということです。これが、小学生から塾や塾にかわる何かが必要だと思う理由です。
長男や長女のように、中学生や高校生になって「勉強する習慣」がついていないと、この脱ゆとり教育では致命傷になってしまいます。
早い子では、小学校高学年から反抗期が始まります。中学生になったらもう親の言うことなんて聞いてくれません・・・。だから
勉強するのが当たり前、勉強しないと何だかソワソワする感覚になるくらいに。毎日、お風呂に入ったり、歯を磨いたりするのが当たり前のように・・。
勉強する習慣を身に付けさせるにはどうしたらよのか?塾に通わせるだけで身に付くのか?
長男・長女にもゆとりだろうがゆとりじゃなかろうが、この「勉強する習慣」だけはつけておけばよかったと後悔しました。勉強する習慣さえついていれば、あとは勉強のやり方を正しく身に付ければ、おのずと点数にも表れてくると思うからです。
そこで、次男には、小学2年生から「勉強する習慣」を身に付けさせようと、そろばん塾や〇〇教室なんていうものに通わせてみましたが、その場所に行ったときにはやるんですけど、家庭学習としてはなかなか身に付かないのです。やはり、勉強の習慣は、通塾よりも家庭で出来るものがいいなと考え始めたのです。
毎日毎日「さぁ、そろそろ勉強する時間だよ~」って声掛けするのはやっぱり大変ですよね。声をかけた時に、すぐ取り掛かってくれればいいものを、「今からやるから~」とか「今やろうと思ったのに~」(本当か??)とごまかされて、だんだんイライラしてきます。
出来れば、声掛けしなくても自分から勉強をしようと思えるもの、勉強がしたいと思える教材ってあるかなぁ~って探したところ見つけてしまいました!
こちらを選んだ理由
- 自分専用のタブレットで勉強が出来る(自分だけのものってテンション上がりますよね)
- もちろん、家中のどこの場所でも出来る(パソコン学習だと、固定されてしまう)
- 通塾のように曜日や時間に縛りがないので、好きな時間に勉強が出来る
- 通塾だと帰宅するまで心配だが、目の届くところでやれるので安心出来る
- 間違った問題はやり直しをしないと次に進めない(これ大事ですよね)
- タブレットを開くと、その日のミッションが書かれている(ゲーム感覚で面白いらしい)
- 勉強するたびにポイントがたまり、そのポイントでちょっとしたゲームが出来る
- 自分のマイキャラを作り、ポイントでアイテムをゲットしてマイキャラを着飾れる(女の子は絶対にはまる。ちなみに次男もはまっていて、特殊なアイテムをゲットするために、日々勉強してポイントを貯めている(笑))
探せば、おすすめポイントはたくさんありますが、とにかくこれをやり始めてから、「そろそろ勉強する時間じゃないの~!」なんて声掛けは全くしなくなりました。それよりも、「ご飯中なんだから一回止めて、ご飯に集中しなさい」なんて声をかけることもしばしば。通塾ではないから、毎日取り組むことが出来るんです。ということは、毎日勉強する習慣が出来るって訳です。
まだ小学生だから、この毎日勉強する習慣が、のちにどんな効果を出してくるか分かりませんが、間違っても今やってることは決してマイナスになることはないでしょう。
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