2016
11.29
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中学2年で不登校気味になってしまった息子が選んだ高校とは?

生活

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それは、ある日突然にはじまりました。

「今日、学校休む・・・」                   
小さいころから口数が少なく、何を考えているのか分かりずらい子供だったので、「これが思春期になったらもっと理解に苦しむだろうなぁ」と思っていた言葉どおり、中学2年になった息子の気持ちを理解するのは難しいものがありました。

「え?どうしたの?具合でも悪いの?」「昨夜は、特に調子の悪いところなんてなかったじゃない」と無理やり理由を聞きたがる私。当然といえば当然ですよね。学校に休む理由を伝えなくていけないのだから。

だけど、息子は黙ったまま。特に熱がある様子はありません。30分くらい粘ってみたけど理由は聞けず、私も仕事があるのでずっと構ってもいられず、先生にはそのとおりのことを伝えて休むことになったのです。

まさか、これが、魔の中学2年、中2病なのか?そして、不登校、不登校気味になる入口だったとは知らずに・・・。

思春期真っ只中の中学2年生・・・このまま不登校になったら高校はどうなるのか?

結局、次の日の朝も同じことが起こりました。とにかく、布団から起き上がれないのです。

「〇〇君って不登校なんだって」「〇〇ちゃんって最近、学校に来ていないみたいだよ」こんな噂をよく耳にしていましたが、まさかまさか、自分の子供がそうなりそうだなんて・・・。魔の中学2年、中2病という言葉がありますが、それはまさに中学2年で起こったのです。

中学校の入学式の時に、「中学1年はまだ子供、中学3年は大人の入口、中学2年は子供と大人のちょうど境目なのです」と校長先生が話していたのを、その時は「なるほどね、そうだよね」なんて軽く捉えていましたが、子供と大人の境目がこんなに苦しいものだなんて。まさに、出口の見えないトンネルに入った状態でした。

その後も、学校に行けない日があったり、家を出たと思っても学校からまだ来ていないと言われ先生方と探したこともありました。

何がいけなかったのか、私の子育ての何が間違っていたのか、どこから狂ってしまったのか、自分を責め毎日涙する日が続きました。

でも、もう過去には戻れないのです。泣いたって悔やんだって、子育てをやり直すことは出来ないのです。だったら、現実を受け入れてこれからどうすればいいのかを考えなくちゃいけないんだって思ったのです。

この先??一年後には高校受験という大きな岐路があるのです。このまま不登校になってしまったら高校に入れるのだろうか、高校生になれるのだろうかと不安で不安でたまりませんでした。

子供は親が思うより自分のことをよく知っている。そして自分で決めた道とは・・・

相変わらず、学校に行けたり行けなかったりを繰り返していた息子ですが、ある時、リビングの隅に落ちていたぐしゃぐしゃになったメモ用紙を発見したのです。そこに書かれていたものとは・・・

みんなみんな頭がおかしいと思う。全くゲームをしないオレに毎日毎日ゲームの話ばかり。自分のキャラクターを強くするためにお金をかけて強くするだとか。絶対におかしい。ゲームばかりやってないで、自分の将来のことを考えろ。
みんな、ホタルの墓って映画を見たことがないのか?食料がなく死んでいってしまった兄弟がいたことをみんなは知っているのか。太りたくないとか言って給食を残す女子。嫌いなものが出るとすぐ残す。みんなあの映画をみればいい。
・・・中略・・・・
でも、こんなこと言ってる自分が学校に行けていない、勉強も出来ていない、だから大きな声では言えるはずがない。自分が変わらなくてはいけないのだ。分かっている。まずは自分が強くならなくてはいけないのだ。頑張れ自分!やればできる自分!

                       
こんな言葉が殴り書きで書いてあったのです。読んでいて涙が溢れてきました。親が思うより子供は、自分のことを冷静に見ているのです。自分で這い上がらなくてはいけないことも知っているのです。
                                              
大人の私たちだって、このままじゃダメだ、変わらなきゃって思っていたってなかなか体が動かない、気力が湧かないってことありますよね。元旦に掲げる目標だって毎年同じだったりするし(笑)

それをたかだか14歳の子供が自分を変えたいと思って、やる気をだそうとしているんだから、素晴らしいことだなって感動すら覚えました。そして、親よりも本人が苦しんでいることをもっと理解してあげなくてはと思いました。

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少しずつではありますが、学校の先生の協力も借りながら、息子は学校に行ける日が多くなってきました。「一時間目だけ行ってくる」「お昼まではいるようにする」なんて頑張る姿も見えてきました。

そして迎えた中学3年の進路相談の時期。

「オレさ、県外の高校に行きたい」

たしかに、私、言いましたよ。学校に行けなくて高校はどうするんだろうと不安で不安で仕方がなかった時に・・・。

「あのね、中学はどうしても学区内の学校に行かなくちゃいけないけど、高校はね、どこにでも行けるんだよ」

息子の気持ちが少しでも楽になって、高校に行くことを望んで欲しいと思ったから。

でも、まさか県外の学校を選ぶとは・・・。経済的なこともあるし、なぜ県外の学校じゃないといけないのかなど少しずつ聞き出しながら、じっくり話し合いをしました。高校生といってもまだ16歳。

こんなに早くから親元から離してしまってもいいのだろうか。周りのお友達からも、早すぎるよとか、手をかけてあげられるのは今だけだよと反対意見も多くありましたが、息子の気持ちは固く、そして口数は少ないけれど、言葉の一つ一つに決意があるように思えたのです。

そして、「わかったよ、あなたの決めたことを応援するよ」と言ったときから、息子の高校受験勉強が始まったのです。

でも、中学2年生のときに落としてしまった偏差値を上げるのはとにかく大変でした。塾にも通いましたし、自宅のパソコンを使っての勉強もやりました。そのときに利用していた通信教育はこちらです。

インターネット自宅学習システム「e点ネット塾」

やはり、通信教育の良さは、いつでもどこでも出来ることです。早起きしてやることも出来るし、体調のいいときは、少し遅くまで取り組むことが出来るし、なんといっても塾に行くまでの移動時間までもが勉強に充てられるのですから。

そして、わからないところを繰り返し学習できるところも魅力ですし、わからない単元だけをピックアップして勉強することも可能です。一般的な塾ですと、理解していなくても一斉に進んでしまうこともありますから。

そんな寝る間も惜しんで勉強した結果、中学2年でつまづいた部分もなんとか追いついくことが出来て、見事自分の希望した高校に入学することが出来たのです。

息子が県外の高校を希望した理由は・・・

  • 過去の自分(不登校気味だった中学時代)を知っている人がいない場所で、一からスタートしたかった
  • 親には甘えず、自分のことは自分で出来る人になりたかった

親が思っているより、子供は考えています。自分のこと、将来のこと。私たち親は、見守るだけでいいのかもしれません。

自分で選んだ高校、居心地がいい場所を見つけた息子は、中学2年の時に不登校になりかけたとは思えないくらいイキイキとした高校生活を送っています。

家を出ていくときにはもちろん淋しさもありましたが、今は、帰省するたびに心も体も大きくなって帰って来る息子を見るのが楽しみになりました。

上手くいっていない、上手く行かなかった場所から、自分がいいと思う場所へ行くことは、決して逃げてるのではありません。子供とよく話し合いながら、子供が居心地がいいと思う場所を一緒に見つけてあげることが出来たら、きっとその子は自分の力を出すことが出来ることでしょう。

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